更年期障害症状

更年期障害症状

ホルモン補充療法とは

ホルモン補充治療(HRT)は、その名の通り女性ホルモンを補充する療法です。

 

閉経前後に女性ホルモンは、急激に減少します。さらにホルモンバランスも崩れるので、今まで女性ホルモンのおかげで保たれていた健康が、保てなくなってしまいます。

 

自律神経が乱れて、更年期の症状が色々でてきます。動悸・ホットフラッシュ・イライラ・めまい・不眠、このような辛い症状も、女性ホルモンを補えば解消していきます。

 

 

ホルモン補充療法の流れ

人によって更年期の症状は違います。どのように辛いのか、女性ホルモンはどれくらいあるのか、色々調べてからどのように治療していくか決めていきます。ホルモン療法に適さない方も、中にはいます。

 

治療がスタートする前にする事

1.問診

更年期が始まった時期・症状・生理周期・病歴・生活環境など様々な事を聞かれます。

 

2.採血

血液中のホルモンの量・コレステロール・血糖・腎機能・肝機能を調べます。

 

3.内診

婦人科の病気がないか、子宮を調べます。

 

4.ガン検診

子宮ガン・乳ガンの検査を行います。どちらかにガンがみつかった場合、ホルモン補充療法はできません。

 

5.骨量測定

骨粗しょう症にならないか、骨密度を測定します。

 

 

ホルモン補充に使われる薬

ホルモン補充に使われる主な薬には、どのようなものがあるのでしょうか。

 

1.エストロゲン剤(卵胞ホルモン)

エストロゲン剤といっても、種類が最も多く4種類あります。飲み薬・塗り薬・貼り薬・挿入膣錠とあります。

 

飲み薬は1番手軽ですが、肝臓や胃腸への負担がかかります。貼り薬は効き目が強力ですが、肌がかぶれてしまう可能性があります。

 

2.プロゲステロン剤(黄体ホルモン)

エストロゲン剤を補う為に使われます。プロゲステロンとエストロゲンの両方を配合している、飲み薬や貼り薬があります。

 

3.男女混合ホルモン

女性ホルモンだけ補充するよりも、男性ホルモンのテストステロンとエストロゲンを混合している薬を1ヶ月に1回注射した方が、自律神経を調整する効果が高いようです。

 

 

更年期の辛い症状が、改善されてきたら、少しづつ薬の量を減らしていきます。治療中は、不正出血がないか、乳房のむくみはないか、副作用はないかなど、定期的に検査をうけて薬の量を調整してもらいます。

 

ホルモン補充療法は、一般的に4~5年で治療を終えるようです。

 

 

ホルモン療法のメリットとデメリット

ホルモン補充療法にも、いい所と悪い所があるようです。

 

メリット

1.ホットフラッシュ・多汗・動悸を軽減してくれる

2.体のだるさ・頭痛を緩和してくれる

3.うつ病を予防してくれる

4.生活習慣病(動脈硬化・高血圧等)を予防してくれる

5.皮膚の乾燥・シワを防いでくれる

6.骨粗しょう症の予防をしてくれる

 

デメリット

1.乳房が張ってくる・体がむくんでくる

2.気分が悪くなる

3.不正出血がある

 

他にも、子宮ガンや乳ガンのリスクが上がると言われていますが、乳ガンのリスクが減るという声もあります。

 

 

ホルモン補充療法を受けるかどうかは、人それぞれ考え方が違いますので、更年期の治療方法の選択肢の1つとして、知っておくといいでしょう。

 

 

 

 

更年期障害の治療法

TOPへ戻る